近視が多い傾向にあると言われている日本人。実際に眼鏡やコンタクトなどで矯正している人も多いと思います。私もその一人で、強度近視+乱視のため視力補正力の高いハードコンタクトを利用しています。
コンタクトレンズの中でもハードコンタクトはコストがかからないと言われていますが、3~5年でコンタクトレンズ自体の買い替え+消耗品のコンタクト保存液が必要となるので、目が悪いと何かとお金がかかりますよね…。
目のことなのでコンタクト関係のネットでの購入は避けていたのですが、ネットの方がかなり安く購入出来そうだと知りネットでの購入を検討することに。
実際にコンタクトレンズや保存液をネットで購入し、使ってみた感想を紹介します。コンタクト用品のネット購入を検討しているけど躊躇している場合は参考にしてみて下さい。
コンタクト保存液をネットで購入
コンタクト保存液は2008年からネットで購入をしています。元々は薬局で購入していましたが、使っていたコンタクト保存液を扱っている店舗が1店舗しかなく、わざわざそのお店に買いに行かないといけないのが面倒でした。
そこで、ネットでの購入を検討したところ思ったより安かったので購入してみることに。その後、安いし便利だったためそのままネットでの購入を続けています。
コンタクト保存液のネット購入での節約効果
私がずっと使用しているハードコンタクト用保存液「HOYA シンプルワン」の場合で節約効果を比較します。
120mlボトル1本あたりの購入金額(※2008年当時)
- 薬局:約1400円
- 楽天市場:約900円
薬局で購入するよりも楽天市場で購入する方が、1本あたり約500円も安く購入することが出来ました。
用法通りの使用で120mlボトルが約1か月でなくなるので、1か月で120mlのコンタクト保存液を消費すると考えると節約効果は…
- 1か月あたりの節約金額:約500円
- 1年あたりの節約金額 :約6000円
1年で約6000円の差が出るのは大きいですよね。セール時期など120mlあたりの金額がもっと安い時期にまとめ買いをするようにすれば、さらに節約効果が高くなりますよ。
1本だと送料や割引率が少なく割高になる可能性が高いですが、3本セットくらいから送料無料のお店も多いので、まずは少ない本数から購入してみるのが安心だと思います。
私も送料がかからない程度のまとめ買いなら問題なく消費期限内に使いきれると判断し、ネットでの購入に切り替えました。
コンタクトレンズをネットで購入
薬局などでも購入できるコンタクト保存液と違い、コンタクトレンズ自体をネットで購入するのは心配という人も多いと思います。
私もその1人でしたが、コンタクト専門店で購入するよりもネットで購入する方が保存液以上に安く買えることを知り、ネットでの購入を検討してみることにしました。
ハードコンタクトのネット購入での節約効果
私がネットで購入したハードコンタクトレンズは「アイミー サプリーム」です。
レンズ1枚の購入金額
- コンタクト専門店:10764円(税込)
※5%Offクーポン使用後の金額 - アイメディック(楽天市場):2497円(税込)
※レンズ2枚セットで4994円の商品
その差、何と約4倍!今まで利用していた某コンタクト専門店は1枚で約1万円ですが、アイメディックでは半額の5千円で2枚購入できます。1枚の値段で両眼スペアまで買えちゃいますね…。
今まではコンタクトレンズを新調するとなると両眼で2~3万円と高額になるため、ついつい問題がなければハードコンタクトの寿命といわれる2~3年を超えて使用してしまうこともありました。
両眼で5千円ほどで購入できるなら2~3年ごとでも新調しやすいので、節約面だけでなく目の健康面でもメリットがあると感じました。
1日使い捨てコンタクトレンズのネット購入での節約効果
ハードコンタクトレンズの他に、旅行や花粉症時期用として1日使い捨てコンタクトレンズも購入したので、こちらも節約効果を比較したいと思います。
私が購入した1日使い捨てコンタクトレンズは「ワンデー アクエア トーリック」です。
ソフトコンタクト自体が久しぶりだったのと、左右で近視度数・乱視度数・乱視軸などの数値全てが同じだったこともあり、とりあえず1箱のみ購入。定期的に使いそうだったら追加で購入をすることにしました。
1箱(30枚入り)の購入金額
- コンタクト専門店:4055円(税込)
※5%Offクーポン使用後の金額 - コンタクトタウン(楽天市場):2850円(税込)
ハードコンタクトほどの差はありませんでしたが、それでも1箱あたり約1200円の差がありました。
私のように一時的に使用する使い方ではなく、1日使い捨てコンタクトレンズをメインとしてほぼ毎日使う場合、両眼だと1か月で2箱消費することになるので節約効果は大きいですよね。
コンタクトをネットで購入すると10年間での節約効果は?
コンタクトレンズを10年間毎日使用すると、ネット購入にすることでどのくらい節約になるのか計算してみました。※眼科での検査代などは含めません。
ハードコンタクトの場合
店舗で購入の場合
- コンタクト保存液:1400円×12か月×10年=168000円
- ハードコンタクトレンズ:10764円×2枚×4回=86112円
※10年間で両眼分を4回購入した場合
10年間の合計金額:254112円
ネットで購入の場合
- コンタクト保存液:900円×12か月×10年=108000円
- ハードコンタクトレンズ:2497円×2枚×4回=19976円
※10年間で両眼分を4回購入した場合
10年間の合計金額:127976円
10年間での節約効果:126136円
1日使い捨てコンタクトの場合
店舗で購入の場合
- 4055円×2箱×12か月×10年=973200円
ネットで購入の場合
- 2850円×2箱×12か月×10年=684000円
10年間での節約効果:289200円!
店舗での購入からネットでの購入に切り替えると、10年間で十万単位の節約になることが分かりました。1年でも万単位の節約になるのは大きいですよね。
また、コンタクトの中でコストがかからないと言われるハードコンタクトと、コストがかかると言われる1日使い捨てコンタクトでは、コストに約4~5倍もの差があることも分かりました。コンタクトのコストを抑えたい場合はハードコンタクトに変更を検討するのも良さそうですね。
コンタクトレンズを購入したお店
今回コンタクトレンズを購入したお店を簡単に紹介します。
アイメディック
ハードコンタクトレンズを購入したのは「アイメディック(楽天市場店)」です。
- 創業30年以上のコンタクトレンズ販売店
- 各メーカーのハードコンタクト・ソフトコンタクト・使い捨てコンタクトを多数取り扱い
- 遠近両用やカラーコンタクトも取り扱いあり
配送に関して
- 対象商品はメーカーから直接発送
- 対象商品は日本郵便のゆうパケット(メール便)
- 宅配便:佐川急便(※一部ヤマト運輸のこともあるが選択はできない)
- 平日の14時までの注文なら最短翌日出荷(※楽天市場店の場合)
今回私はハードコンタクト2枚の注文だったのでメール便が適用、月曜日の15時過ぎに注文で水曜日の昼には発送手続き完了のメールが届きました。
店舗のある大阪府から自宅がある神奈川県までのゆうパケットお届け日数(予定)は翌々日で、予定通り金曜日にポストに投函されていたので、注文から手元に届くまでの日数は4日でした。
コンタクトレンズなのでメール便は少し不安だったのですが、簡易包装ではありますが内側にプチプチも付いていて問題なく届きました。
中身はこちら。
コンタクトレンズの他に、ハードコンタクトレンズの「曇り」に関する注意事項・お手入れ方法が書いてある紙も一緒に入っていましたよ。
コンタクトタウン
1日使い捨てコンタクトを購入したのは「コンタクトタウン」です。
- 1か月・2週間・1日使い捨てコンタクトの取り扱い
- 遠近両用・カラーコンタクトの取り扱いもあり
配送に関して
- 対象商品はメーカーから直接発送
- 対象商品は日本郵便のゆうパケット(メール便)
- 宅配便:佐川急便・ヤマト運輸・日本郵便・西濃運輸のいずれか
- 注文・入金等確認後、2~7営業日(平日)以内に発送
「ワンデー アクエア トーリック」は処方箋の提出が必要(メールに画像添付またはFAX)だったので、少し時間がかかってしまうかなと思ったのですが、木曜日の14時30分頃注文で翌金曜日の9時30頃には最終確認のメールが送られてきました。
同日の14時30分過ぎには発送完了のメールが届いたので、思っていたよりも発送までスピーディだった印象ですが、メーカー直送だったからかもしれません。
メーカーからは国際配送(日本郵便)でしたが、自宅への着日がいつだったのか不明のため注文から何日で手元に届いたのかが分かりませんでした。しかも、到着後写真を撮るのを忘れてしまい画像もありません…。
発送完了メールによると「最短翌日、遠隔地で3日でお届け予定」とあり、遠隔地には当たらないと思いますので、注文から3~5日で手元に届いたと思われます。
コンタクトレンズをネットで購入してみて
ネットでの注文は即日でコンタクトレンズが手に入らないのが最大のデメリットだと思いますが、私は度数が強すぎるためコンタクト専門店でもほぼ毎回在庫がなく、後日店舗に受け取りに行くか自宅に配送してもらっていたため、デメリットにはなりませんでした。
また、コンタクト専門店で購入の場合、眼科とコンタクト専門店の両方が混んでいると待ち時間も増えてしまうので、眼科だけで済むのは便利だなと感じました。
ちなみに、この時の眼科代は「ハードコンタクト・使い捨てコンタクトの処方箋2種類+ドライアイの診察+ドライアイ用の目薬代」で約3500円でした。
※私はコンタクト専門店の並びにある眼科で処方箋だけ出してもらいましたが、コンタクト専門店と提携している眼科では処方箋のみの受付をしていないところもあるようなので注意が必要です。
強いてデメリットと感じたことは、せっかく良さそうなお店や安いお店を見つけても強度近視など標準から外れる数値の場合、取り扱いがないことがありガッカリする+別のお店を探すことになることでしょうか…。
総合的に考えると、価格がかなり抑えられるので大きな節約になる・待ち時間がかからないなどのメリットがかなり大きく、もっと早くからネットで購入しておけば良かったと思いました。悩んでいる方はぜひ検討してみて下さいね。