効果的に紫外線対策するには?特徴や強い時期・時間から考えよう! | H O P S T E P S H U F U
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効果的に紫外線対策するには?特徴や強い時期・時間から考えよう!

季節のケア

日差しが強くなる春先から気になってくるのが『紫外線』ですよね。

もともとシミ・そばかすが出来やすい体質(肌質)の私は、30歳を過ぎてから目立ち始めてきたため真面目に紫外線対策を考え始めました。

Ricca
Ricca

紫外線って何が肌に悪いの?具体的にはどんな対策が必要なの?

より効果的に紫外線対策が出来るよう、紫外線の特徴と紫外線により引き起こされる肌トラブルなどを調べてみたので、紫外線対策の参考にしてみて下さいね。

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そもそも『紫外線』とは?

太陽から届く光は波長によって紫外線・可視光線・赤外線と分けられます。

この光の中で最も波長が短いものを『紫外線』と呼び、波長の長さによってさらに3種類に分けられています。

 

  • UV-A (315-400 nm)
    大気による吸収をあまり受けずに地表に到達します。生物に与える影響はUV-Bと比較すると小さいものです。太陽からの日射にしめる割合は数%程度です。
  • UV-B (280-315 nm)
    成層圏オゾンにより大部分が吸収され、残りが地表に到達します。生物に大きな影響を与えます。太陽からの日射にしめる割合は0.1%程度です。
  • UV-C (100-280 nm)
    成層圏及びそれよりも上空のオゾンと酸素分子によって全て吸収され、地表には到達しません。

(出典:気象庁HP)

3種類の紫外線のうち、地表に届き有害だと言われる『紫外線A波(UVA)』と『紫外線B波(UVB)』の特徴・肌への影響・対策方法を見ていきたいと思います。

じわじわ肌に悪影響を及ぼす『紫外線A波(UVA)』

紫外線A波(UVA)の特徴は?

日焼け(炎症や水膨れなど)は引き起こしにくいが、肌の奥深くの真皮を破壊

紫外線A波(UVA)は肌の奥まで届き、肌内部で活性酸素を作りだすことで肌に蓄積的な悪影響を及ぼします。

DNAなどに酸化的ダメージを与えることでコラーゲンなどを変性させ、じわじわと気付かない間に弾力やハリを失わせてしまうという、女性の天敵ともいえる特徴をもつ紫外線です。

物質を透過しやすい性質で、地上に降り注ぐ紫外線の大半を占める

紫外線A波(UVA)はオゾン層や雲に吸収されにくく、地上に降り注ぐ紫外線の大半を占めています。窓ガラスなども通り抜けやすいので、曇りの日や室内だからといって安心は出来ません。

また、真冬でも紫外線量がピーク時の半分ほどまでしか減らない為、年間を通して紫外線対策が必要となります。

紫外線A波(UVA)により考えられる肌トラブルは?

肌のハリや弾力が弱まりシワ・たるみの原因に!

肌の奥深くに侵入し肌の弾力やハリを保つ、エラスチンと呼ばれる繊維やコラーゲンを変性させます。

紫外線A波(UVA)がもたらす光老化と呼ばれる現象は、加齢の老化に比べ皮膚が硬くゴワゴワになり深いシワが刻まれるのが特徴です。

また、すでにできているメラニン色素を酸化させ肌を黒くする作用もあります。

紫外線A波(UVA)におすすめの対策・ケア

【屋内】窓から入る紫外線の対策をする

紫外線A波は物質を透過しやすく屋内にも紫外線が降り注いでいる可能性があるので、なるべく窓際にいないようにするだけでも簡単な紫外線対策になります。

とは言っても、インテリアの配置などによって窓から離れることが難しい場合や、日が出ている時間ずっと部屋の奥にいるわけにもいかないと思いますので、UVカット機能付いたレースカーテンや窓用フィルムなどを利用して紫外線対策を考えましょう。


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レースのカーテンを付けている場合は「UVカット機能」が付いているレースのカーテンに変えるだけで簡単に紫外線が出来るのでおすすめです。

また、ここ数年の猛暑を考えると「遮熱・断熱」の機能も付いている方が、室温上昇を抑えエアコンの効きが良くなるので、レースのカーテンでUV対策を考える場合はぜひ検討してみて下さい。

レースのカーテンを使っていない・使いたくない場合は、窓に直接貼るUVカットフィルムもありますよ。

ただし、窓用フィルムは網入ガラスやペアガラスの窓では使えない商品も多いので注意が必要です!

また、賃貸の場合は退去の際に上手く剥がれない・糊が残ったりするリスクもあると思うので、出来れば原状回復の問題がないレースカーテンの方が良いかもしれません。

【屋外】短時間でも紫外線を浴びるようなら紫外線予防をする

ゴミ捨て・買い物・洗濯物干しなどで外に出る場合は、少しだから平気だろうと油断しがちですよね。

紫外線を浴びる量が1回1回は少なくても、紫外線A波によるダメージは肌に蓄積されていくので、日焼け止め・長袖・帽子などで紫外線対策をするのが良いそうです。

Ricca
Ricca

とはいっても、洗濯物の出し入れくらいでいちいち何か羽織ったりするのは面倒…

そんな私のようなズボラさんは、朝のお肌のお手入れに使うクリームなどを「日焼け止め効果あり」のものに変えれば、紫外線の影響が1番気になる顔だけでも紫外線対策が出来るので楽ですよ!

その代わり長時間出歩く場合は、日傘・帽子・体へも日焼け止めなどを利用して紫外線対策をしっかりとおこなって下さいね。

エネルギーが強く日焼けを起こす『紫外線B波(UVB)』

紫外線B波(UVB)の特徴は?

肌への作用が強く、日焼けや皮膚がんの原因に

紫外線B波は肌表面(表皮)の細胞やDNAを傷つけるなど、体への影響が強いのが特徴です。

浴びてから短時間で肌表面(表皮)の細胞を傷つけ、肌を赤く炎症させたり、ひどい場合は水膨れなど強い日焼け(火傷の一種)を起こします。

また、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を起こすのも紫外線B波の仕業です。

紫外線B波により、肌のDNAを繰り返し傷つけられ修復していく内に突然変異が起き、皮膚がんを発生させることもあります。

物質を透過しにくく、天気や季節により紫外線量が大きく変化する

紫外線B波(UVB)は、オゾン層や雲・窓ガラスなどの物質に吸収されやすく遮断されやすいので、曇りや雨の日・屋内では紫外線の影響は少なくなります。

また、年間を通して紫外線量の変動が少ない紫外線A波(UVA)と違い、夏に比べて冬は地上に到達する紫外線量が5分の1程に減少するため、日焼けを起こす程のエネルギーがなくなるのが特徴です。

紫外線B波(UVB)により考えられる肌トラブルは?

メラニン色素の色素沈着がシミ・そばかすの原因に

紫外線B波を長時間浴びすぎるとメラニン色素が過剰生成されてしまいます。

また、肌表面の細胞が傷つけられ発生した活性酸素はメラニン細胞を暴走させ、紫外線を浴びていない時にもメラニン色素を作り続けてしまうことがあります。

生成に対して肌のターンオーバーによる排出が間に合わないと色素沈着となりシミの原因になります。

紫外線B波(UVB)におすすめの対策・ケア

紫外線B波(UVB)は物質を透過しにくいので、屋外ではなるべく日陰や木陰に入るなど極力直射日光に当たらないように心がけることが紫外線B波対策には効果的です。

また、3月~9月までの紫外線量が多くなる月の晴れた日に外出する時は、日傘・帽子・上着などで肌が直射日光に当たらない様にすることが大事です。

目に浴びても肌に悪影響を及ぼす紫外線

肌はシミや日焼けなどを起こすからと紫外線対策をしている方は多いと思いますが、目に紫外線を浴びることでも日焼けを起こしてしまうと知っていますか?

肌のためには目の紫外線対策も必要になります。

目からの紫外線が肌にも悪影響な理由

朝日新聞(平成15年8月1日朝刊)に掲載された『サングラス 美白に威力』という記事によると、大阪市立大の研究チームが「肌に直接紫外線を浴びなくても、目で紫外線を受けるだけでも肌は日焼けをする」という実験結果をまとめたそうです。

マウスによる実験で、紫外線が目に当たると脳が「紫外線による影響が出る環境にある」と認識し、全身の皮膚でメラニン作るよう指令を出します。

その結果、肌に紫外線があたっていないのに肌のメラニンが増加し肌が焼けてしまうとのことでした。

「目」自体への悪影響もある紫外線

紫外線でダメージがあるのは肌だけではありません。

強い紫外線を浴びることで「紫外線角膜炎」と呼ばれる、白目の充血・目の痛み・異物感などの症状が出ることがあります。夏場に長時間外にいた日に経験したことがある人も多いと思います。

紫外線角膜炎は肌の日焼けと同じでしばらくすると自然に治りますが、肌と同様に目にも蓄積される紫外線ダメージの影響があるため、目の紫外線対策も必要となります。

紫外線の影響で起こりうる目の病気

白内障

白内障とはピントを合わせるレンズ(水晶体)が白く濁り、視力が低下するなどの症状が起こる病気です。

白内障の主な原因は加齢が大きく年配者の病気だという印象がありますが、近年では紫外線の影響もあげられ、若年性白内障を発症することもあるため注意が必要です。

翼状片(よくじょうへん)

翼状片とは鼻側の白目(結膜)が黒目(角膜の頂点)に向かって伸びていき、充血・異物感・乱視などの症状を起こす病気です。

紫外線照射時間が長い・量が多い地域や、農業・漁業などの直射日光下で仕事をしている人などに多くみられるため、紫外線が発症に影響していると言われています。

上記2つの病気の他にも紫外線の影響で症状が進行・発症しやすくなる病気もあるため、目の紫外線予防にも気を付けていきたいですね。

紫外線対策の基本「日焼け止め」

紫外線対策といえばまずは「日焼け止め」ですが、自分に合ったものを正しく使わないと肌へ負担がかかったり、きちんと効果を発揮しない場合もあるので注意が必要です。

実はよく分からない日焼け止めの『PA・SPF』とは?

日焼け止めを選ぶための目安になる『PA・SPF値』の意味や効果をきちんと理解して購入していますか?

私は数値が高いほど効果が高いのだろうと単純に考えていたため、外でのレジャーでも使えるように『とりあえず数値が高い日焼け止め』を毎回購入していました。

より効果的に紫外線予防をするために、日焼け止めの『PA・SPF値』の意味と選び方を調べてみました。

日焼け止めの『PA』値とは

PAとはProtection Grade of UVAの略で「UVAから保護する等級」という意味になります。

UVAと呼ばれる紫外線A波の防止効果を表す目安の数値で、UVB(紫外線B波)の影響で肌が黒くなる作用を防ぐ効果を示しています。

UVA(紫外線A波)に対する効果の高さは『+』の数で示し、下記の4段階となっています。

    •  『++++(極めて高い効果がある)』
    •  『+++(非常に効果がある)』
    •  『++(かなり効果がある)』
    •  『+(効果がある)』

日焼け止めの『SPF』値とは

SPFとはSun Protection Factorの略で「日焼け防止指数」という意味になります。

UVBと呼ばれる紫外線B波の防止効果を表す目安の数値で、UVB(紫外線B波)によって赤く炎症する日焼け(サンバーン)を防ぐ効果を示し、効果の高さは数値で表記され数値が大きいほど効果が高くなります。

数値の意味は『SPF50=50時間効く』という意味ではなく、紫外線を浴び始めてから日焼けするまでの速度を『SPF☆=☆倍遅くする』という意味で、SPF50の場合は日焼けするまでの速度を50倍遅くするということになります。

日焼けとは「赤い斑点が肌に出て炎症を起こしている状態」の事を指し、日焼けまでの時間は個人差があり日本人の場合は平均すると約15~20分程度だそうです。

15分で日焼けしてしまう人の場合

『15分×SPF☆(☆倍)=日焼けするまでの時間』となります。

  • SPF10:15分×10倍=150分(3時間)
  • SPF30:15分×30倍=450分(7.5時間)
  • SPF50:15分×50倍=750分(12.5時間)  

通勤・通学、買い物など直射日光に当たる時間が3時間以内であれば、SPFは10程度あれば十分という事になりますね。

東京では紫外線が強い時期でも紫外線対策が必要な時間帯は、9時~16時の7時間なのでSPFは30もあれば十分という事になります。

日焼け止めの『PA・SPF』値の選び方

私の様に「どれを選んで良いか分からないから」「何本も必要ないから」と、とりあえず数値の高いものを使っている場合も多いと思います。

PA・SPF値は数値が高いほど紫外線をよく防いでくれますが、その代わり肌への負担も増えるというデメリットも。

何本も日焼け止めを準備する必要はないと思いますが、日常生活用のPA・SPF数値が低いものと長時間の屋外活動用に数値が高いものなど、自分の生活スタイルに合ったPA・SPF数値の日焼け止めを2本を使い分けると、肌への負担を減らしつつ効果的に紫外線を予防することが出来ますよ。

生活シーンごとの数値の目安

①短時間の屋外活動:PA+~++・SPF~20くらいまでを目安に選ぶ
ゴミ出し・洗濯物・買い物などの家事、通勤通学・短時間の散歩など屋外にいる時間が短時間の日常生活

②屋外での軽いスポーツ・レジャーなど:PA++~+++・SPF20~30を目安に選ぶ
ウォーキングなどの短時間のスポーツ・庭いじり・観光地の散策などの活動をする場合

③長時間の屋外活動:PA+++~++++・SPF30~を目安に選ぶ
海水浴・ハイキングなどのレジャー、炎天下でのスポーツなど紫外線の強い時期・時間に長時間屋外で活動する場合

④紫外線が強い地域での活動:PA++++・SPF50(50+)を目安に選ぶ
南国でのバカンスや標高の高い山など紫外線が非常に強い場所でのレジャーやスポーツなどの活動をする場合

具体的なシーンごとの日焼け止めの数値の目安を参考に必要な数値の日焼け止めを選んでみて下さいね。

 

日焼け止めの適切な量と塗り方

紫外線を防止するPA・SPFの数値は、日焼け止め剤を『1㎠に2mg』塗って調べられていて、試験時と同量を塗らなければ表記通りの効果が得られないようです。

商品の使い方・説明書きに詳しく記載があればそれを参考にするのが1番ですが、「適量をムラなく塗る」くらいしか書かれていない場合は下記を参考にしてみて下さい。

『1㎠に2mg』という適量はどのくらいの量?

環境省の『紫外線環境保健マニュアル(2020)<図3-3 日焼け止めの塗布量と塗り方> 』の「日焼け止めの塗布量と塗り方」によると、顔と体に塗る適量はそれぞれ次の量が目安となっています。

顔に塗る量の目安

  • クリームタイプ:パール粒 2個分
  • 液体タイプ  :1円硬貨 2枚分

体に塗る量の目安

  • 関節から関節(※手首から肘、足首から膝など)まで、1本の線を引くように出した量

日焼け止めの適切な塗り方は?

出典:環境省『紫外線環境保健マニュアル(2020)<図3-3 日焼け止めの塗布量と塗り方>』

顔の塗り方

  1. クリームの場合はパール1粒分を『額・両頬・鼻・顎』の5か所(※上図参照)に分けてつける
  2. 顔の内側から外側に向かって、まんべんなく伸ばす
  3. もう一度、同量(パール1粒分)を同じように重ね塗りする

体の塗り方

  1. 関節から関節の間に1本の線を引くように直接つける(※上図参照)
  2. 手のひらで螺旋を描くようにまんべんなく伸ばす

効果を保つためにはこまめに塗り直す

PA・SPF数値が高いからといって、紫外線防止効果が数値通りに長時間続くわけではありません。汗や水で流れてしまったり衣服が擦れたり手で触って落ちてしまうと効果が薄くなってしまいます。

海やプールに入った後やタオルやハンカチで汗を拭った際は都度塗り直し、そうでない場合も2~3時間ごとに塗り直しをすることが推奨されています。

身に付ける紫外線対策グッズ 選び方のポイント

紫外線対策グッズ選び 共通のポイント

色:白よりも黒か黒に近い色を選ぶ

白は紫外線を反射するのに対し、黒は紫外線を吸収しています。完全に紫外線をカット出来るわけではありませんが、反射させる白よりも吸収する黒の方が紫外線対策の効果は高いと言われています。

ただし、黒は赤外線も吸収してしまい熱くなるというデメリットがあるので夏用に考えている場合は注意が必要です。

生地:厚く、目が詰まってるものを選ぶ

紫外線は生地の織目などを通り抜けてしまうため、少しでも紫外線が透過しにくい目が詰まった生地や編み方のものを選ぶ方が紫外線対策になります。

素材はポリエステルやなどの化繊の方が紫外線をカットしてくれます。

UVカット加工されていれば関係ない?

紫外線吸収剤を使ったUVカット加工は洗濯などにより効果が低下してしまうため、長く使用する事を考えると、色・生地自体が紫外線対策効果が高い方が安心です。

紫外線吸収剤ではなく生地そのものに紫外線カット効果がある繊維などを織り込み、生地自体が摩耗するまで紫外線カット効果が続くとするものも出ていますので、紫外線対策グッズを購入する際は確認してみて下さい。

紫外線対策グッズ 日傘選びのポイント

傘の内側の色は黒が紫外線の照り返し対策としてベスト

紫外線には空から降り注ぐものの他に地面からの照り返しがあります(アスファルトでは10%、草・土では10%以下)。

内側の色が薄い色だと下からの紫外線をさらに反射してしまい、傘の内側で紫外線を浴びてしまう事になるので紫外線を吸収する黒っぽい色を選ぶのがおすすめです。

紫外線だけでなく暑さも防いでくれる日傘や、晴雨兼用などプラスの機能があるものを選ぶと便利に利用出来そうですね。

 

紫外線対策グッズ 帽子選びのポイント

紫外線対策に効果的な形は全体に広めのつばがあるハットタイプ

キャップやキャスケットタイプの帽子は前面は守れますが横~後ろは守れません。首の後ろや耳など顔周り全体を守るには、つばの広いハットタイプを選ぶ方が紫外線対策には効果的です。

また、帽子を被ることで目に入る紫外線も20~30%程防いでくれるそうですよ。

帽子のつばは7cm以上が紫外線対策には効果的

つばの長さによる紫外線カット率は「7cmで60%」「10cm以上で70%程」なので、紫外線対策の為に被るのであれば7cm以上は欲しいところです。

ちなみに10cm以上は、それ以上長くなっても効果はほぼ同じとのことなので、7cm以上の好みに合ったデザインのものを選んで下さいね。

より効果的に紫外線対策をするなら!国際的な指標『UVインデックス(UV指数)』を活用

UVインデックス(UV指数)とは

紫外線は3種類の波長ごとに人体への影響度が違うため『人体へ及ぼす総合的な影響度』として指標化し、紫外線対策を行いやすいように分かりやすく数値化したものです。

世界保健機構(WHO)も紫外線対策を効果的に行う為にUVインデックスを活用することを推奨しています。

毎日の紫外線情報は気象庁のHPから確認出来ます↓

UVインデックスによる紫外線の強さと紫外線対策の目安

(出典:環境省「紫外線環境保健マニュアル」)

UVインデックスが示す数値が3以上になると紫外線対策が必要になります。

紫外線対策が必要になる季節と時間帯はいつなのか?詳しくみていきたいと思います。

UVインデックスからみる紫外線対策をするべき月と時間

気象庁のデータを元に東京(晴天時)の月ごとの時間別UVインデックス値を表にしたものが下の図です。※縦軸が月、横軸が時間です。

東京では『極端に強い』に入る値はありませんが、7・8月の正午頃は『非常に強い』といわれる値です。

UVインデックスを参考にした東京の場合の年間の紫外線対策の時間・方法の目安は次の通りです。

出来れば外出を控え、外出時は必ず紫外線対策をする時期・時間

  • 極端に強い:なし
  • 非常に強い:6~8月 正午前後

夏場の昼前後は『外出を控えた方が良い』に分類されるほど紫外線が強いため、屋内で過ごすようにするのがベストです。

外出をする場合は、日傘・帽子・SPFなどが高い日焼け止めなどしっかりとした紫外線対策が必要です。

出来れば日陰を利用し、紫外線対策もした方が良い時期・時間

  • 強い :5~9月 10時~14時の間
  • 中程度:3~10月 9時~14時の間

春~秋の昼間は思っているよりも紫外線が強い時期ですが、気温があまり高くない日も多く、ついつい油断してしまいがちな時期です。

赤くなったり水ぶくれになるような日焼けをする可能性は少ないですが、帽子をかぶったり日焼け止めを利用し始めましょう。

紫外線対策を気にせず、戸外で過ごせる時期・時間

  • 弱い:1・2・11・12月(※2月は正午前後は中程度)

冬は紫外線が弱いため特に紫外線対策をする必要はない時期です。

服装も長袖なので肌の露出も少ないですが、紫外線A波の影響を考えると顔だけでも日焼け止めを塗ったり、UVカット機能の入ったベースメイクを使うのが良さそうです。

1年を通して完璧に紫外線を防ぐのはなかなか難しいと思いますので、紫外線が強い時間帯に外に出るのを避ける・取り入れやすい紫外線対策グッズを利用するなど工夫をしてみて下さいね。