冬は暖房器具を使用したり照明の使用時間が長くなったりと、どうしても電気代が高くなりがちですよね。
私は在宅勤務で基本的には家にいるのですが、夫婦2人暮らしのため1人で家にいることがほとんどです。
1人しかいないのにエアコンをつけるのは電気代が気になる、もったいない気がする…でも我慢して風邪をひいたり体調を崩しても困る
数年に渡り色々な防寒グッズや補助暖房などを試して、今では雪が降る寒さでなければ午前中~19時前後くらいまではメイン暖房なしで過ごしています。※神奈川県在住です。
冷え性で寒がりな私が、メイン暖房なしのデスクワークでも寒さに負けず、快適に過ごせているおすすめの防寒グッズを紹介します。
暖房費の節約にどんなグッズが良いか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
まずは暖かい部屋着でしっかり寒さ対策!
服で凌げる気温であれば電気代がかからないので、節約方法としては厚着が1番です。
厚着をしたくらいでは過ごせない気温でも、使うと暖房代が高くなりがちなエアコン・ストーブなどの設定温度を低く出来れば、節約になりますよ。
動きやすさと暖かさを兼ね備えた『ダウンベスト』
着ている人多いけど、寒がりとしては「ダウンベストは袖がないから寒くない?」と敬遠していました。
ところが、セールで安くなっていた時に試しに購入して着てみると、袖が無くても思った以上に暖かい!
厚着をしていると袖がまくりにくく家事をする時に邪魔になりがちですが、ダウンベストは袖がないから暖かいけど腕周りがもたつかず快適です。
薄いタイプであれば季節の変わり目の肌寒い日は上に羽織って、真冬はインナーベストとしてプラスの防寒に着れるため長く使えますよ。
部屋着に検討するなら…
がおすすめです
ダウンベストは気に入っているのですが、私はデスクワークで座っていることが多く、真冬は丈がお尻まできていないと腰回りが寒く感じる時があります。
丈が長いロングタイプもあるようなので、次に新しく購入する時はロングダウンベストも検討してみようかなと思っています。
ちなみに、以前着なくなった薄手の長袖ダウンを部屋着として着てみましたが、暖かいけど家事をするのに袖が邪魔・かさばって動きにくいなど微妙でした。
当然の結果でしたが、部屋着としてダウン素材を検討するならベストタイプをおすすめします。
暖かさ重視なら『ダウンパンツ』
ダウン素材のパンツとなると店舗で探しても置いているところがなく、やっとワークマンで見つけて購入してみました。
裏ボア・裏フリースなど暖かい系のパンツも色々試しましたが、やっぱりダウン素材が1番暖かかったです。
ワークマンで購入したものは男女兼用だからかスリム感が足りず、スキーウェア感が強いです…。
ネットで探した方がデザイン的に良いものが見つかりそうなので、買い替えの際はネットで購入しようと考えています。
足首が出ると寒く感じるので、座っても足首をしっかり覆う長さ・すぼんでいるタイプがより暖かくてよりおすすめです
ダウンパンツは暖かいのですが、ダウンのボリュームで「もったり」しがちです。
いかにも防寒しています!という印象も強いので、急な来客に見られたら恥ずかしいという場合は次に紹介する方法が良いと思います。
「部屋着だから見た目より暖かさを重視したい!」という場合は、暖かいのでダウンパンツがおすすめですよ。
暖かさと見た目のバランスが良い『防寒素材スカート+厚手タイツ』
ダウンパンツを洗濯してしまっている時や真冬以外は、裏ボアスカート+タイツを着ています。
まだそこまで寒くない時期は普通のレギンス、真冬は厚手のニットレギンスと調整もきくので、ダウンパンツよりも長い期間活躍していますよ。
裏ボアのパンツも持っていますが、スカートの方が空気を含みやすいのか、同じように中にタイツを履いても私はスカートの方が暖かく感じます。
ダウンパンツはスキーウェアを着ているみたいで恥ずかしいという場合も、スカートならダウン素材でも違和感なく着れるのではないでしょうか。
レギンスやタイツも空気を含みやすい裏ボアタイプやニットタイプが暖かくておすすめです。
お風呂掃除など水回りの家事などをするのであれば、タイツよりもレギンス+靴下の方が濡れた時に履き替えやすいですよ
「首」部分を温めて体感温度アップ
首・手首・足首の「首」部分は薄い皮膚のすぐ下に太い動脈が通っているため、気温の影響を受けやすく冷えやすい場所だと言われています。
「首」部分を冷やしてしまうと冷たい血液が全身に巡るため、体全体が冷えて寒さを感じやすくなるそうです。
反対に足湯や手湯で首部分を温めると体全体がポカポカしてくるのは、手足部分で温められた温かい血液が全身を巡るからだったんですね。
「首」部分を温めて体の冷えを防ぐことは、環境省の提唱している「ウォームビズ」のページでも勧められている方法です。
寒さを感じたら「首」「手首」「足首」を温めよう!
~前略~
さらに大切なポイントが、「首」「手首」「足首」という、3つの首を保温することです。コートを脱いでも、マフラーをしていると意外に寒くないと感じたことはないですか? 3つの首には、太い血管が通っています。ここを保温することで、からだが冷えるのを効果的に防ぐことができるのです。
マフラーやネックウォーマー、手袋、機能性の高いソックスなどを活用して、3つの首をあたためましょう。スカートの女性の場合はブーツを活用するのも効果的です。
出典:COOL CHOICE ウェブサイト(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/yw/20161223.html)
体感温度が高くなるとエアコンなどに頼りすぎなくても、暖かく過ごすことが出来ます。また、設定温度を低く保てれば電気代の節約に繋がりますよ。
首を温めるなら『ネックウォーマー』がおすすめ
防寒グッズはマフラーやストールでも良いですが、家で過ごすには使い勝手が悪いと思いますので「ネックウォーマー」がおすすめです。
私は真冬はタートルネックを着ていて普段はネックウォーマーは着けないのですが、首の冷えが気になる時に着けると、ゾクゾクした寒さがなくなる実感があります。
ゆったりしたタイプよりも出来るだけ首にピタッと当たるタイプの方が、肌との隙間のスース―した寒さがなくおすすめです
手指の冷えには『ハンドウォーマー』がオススメ
室温が低い中デスクワークをしていると、冷え性だからか素肌のまま晒されている手先がどんどん冷えてしまいます。
体や足をしっかり防寒していても手が冷え切ると体感的にも寒く感じるため、真冬はハンドウォーマーと呼ばれる指なし手袋を着けています。
指先以外は手首から覆われるため、室内にいる分には指先が冷え切ることなく、思っていた以上に暖かく感じますよ。
ただ、PC作業や何かを握るような作業をする場合は、厚手やモコモコした素材ではなく薄手タイプを選ぶことをオススメします。
私は暖かさ重視でボアが厚いものを購入したらマウス操作がしにくくストレスだったため、新しく薄手のものを買い直しました…。
私は指部分が完全にないタイプより、指ありで指先だけがないタイプの方が覆われている部分が多く暖かく感じました。
また、手首部分も手首が覆われる長さの方が、体感温度がアップして暖かいですよ
冷えがちな足首には『レッグウォーマー』
足首はスカートやズボンの裾から出てしまいがちで、防寒しているのは靴下のみで寒く感じることが多い部分です。
足首の防寒が不十分だと足先まで冷え切って体全体が寒く感じるため、私はレッグウォーマーを利用しています。
パンツの上から着用すれば座っても足首が出てしまうこともなく、クシュクシュとたぐませれば足首に密着してパンツ裾の隙間も埋まるので暖かいですよ。
パンツの中にしまってスッキリ履きたい場合は、薄手や足首部分のみの短いタイプがおすすめです
足先から足首までまとめて温めるなら『ルームブーツ』
私は足先が1度冷えてしまうとなかなか温まらない上、氷の様に冷たくなるため厚手の靴下を履いているのですが、靴下では足りず…。
あったか素材のスリッパは、動いている時の冷たいフローリング対策には効果的ですが、座っていると足首が出ていて寒く感じる。
もっと効果的に足先の寒さ対策が出来ないかと悩んでいた時に見つけたのが「ルームブーツ」でした。
スリッパや足先のみのフットカバーと違い足首まで覆ってくれるので、冷えやすい足元もしっかり保温されて暖かいです。
私はダウン素材のルームブーツを購入しましたが、見た目はボアやファー素材の方が可愛いので、買い替え時はそちらも検討してみようと思いました。
などの機能付きが使いやすくてオススメです
省電力な暖房器具で電気代を節約
エアコンやストーブで部屋全体を温めるのは電気代が気になるだけでなく、頭付近が暖かくなってボーっとするため使わなくて済むなら使いたくない。でも、厚着だけでは寒さを凌ぐのは限界…。
そこで、省電力で1人暖房として使える暖房器具を色々試してみました。
おすすめNo.1!『パネルヒーター』
私の1番のおすすめは折りたたみタイプのパネルヒーターです。
パネルヒーターについては別の記事で詳しく紹介しているので、良かったら参考にしてみて下さい。
ブランケットと併用すればこたつの様に暖かく、電気代もこたつと同等程度なのに、こたつよりも省スペースで設置・収納に困りません。
電気ブランケットで電気代を節約
私が1人用の暖房としてまず試したのが電気ブランケットでした。
大きさが140×82cmと大判のひざ掛け程度、本体部分は洗濯機で丸洗いOK、柄が普通のブランケットみたいで可愛いかったので購入を決めました。※私が購入した商品は生産終了。
私が購入した電気ブランケットは、電気代が1時間で強で約1.17円、弱なら約0.11円のものでした。
1日8時間使っても1日あたり約0.88~9.36円、30日間でも約26.4~280円なら電気代を気にすることなく使えますね。
電気ブランケットの使い心地
電熱線が入っているからもっとゴワゴワしているかと思っていましたが、生地の触り心地は思った以上に柔らかく感じました。
電熱線は触ればすぐ分かりますが、私は使用していて気になることはありません。
発熱部分が体に触れているので、冷え性で冷たくなりがちな体(私の場合は特に太腿と下腹部)が直接温められてぽかぽかと暖かいです。
ブランケットなので上半身の冷えが気になる時は、ショールのように肩にかけて使うことも可能ですよ。
普通のブランケットを上にかければ、電気ブランケットの熱が保温されて弱でも十分暖かく感じます。
電気ブランケットだけでは真冬は厳しかった
真冬の寒さになってくると上に普通のブランケットをかけていても、昼でもメイン暖房なしで過ごすにはちょっと厳しかったです。
元々体が冷えやすいからか、ブランケットが当たらない脚の背面(ふくらはぎなど)や足先の温められない部分が冷えてしまい寒く感じました。
熱源部分が少しでも多く体に当たるよう、下半身をくるんだり縦にかけたりしましたが、当たらない部分がどうしても出るため寒さの改善は出来ず…。
私の場合は紹介した防寒グッズを全て身に着けても体が冷えてしまうため、真冬はメイン暖房なしで過ごす目的には使えませんでした。
体の一部が温められれば体全体が温まる人や暑がりな人なら、メイン暖房なしでも暖かく過ごせるかもしれません。
電気ブランケットがおすすめな人
- メイン暖房の設定温度を低く設定するために補助暖房を探している
- 床に置かないで使える1人用暖房が欲しい
- 真冬でもコタツは暑い暑がりな人
などにおすすめです。
1人用にちょうどいいミニホットカーペットで電気代を節約
電気ブランケットと合わせ技で使えばもっと暖かく過ごせるはず!と、次に1人暖房用として購入したのが1人用ホットカーペットでした。
表面が吸湿発熱素材で電源オフでも温かい・強さの調整が出来る・ホットカーペットな素材じゃない、という点が気に入り購入を決めました。
電気代は1時間で強:約0.6円・弱:約0.5円と、1日8時間使っても1日あたり約4~5円、30日間でも約120~150円とほとんど電気代を気にすることなく使えます。
ミニホットカーペットの使い心地
使ってみると弱でもかなり温かく、ダウンパンツの中に裏ボアのレギンスを履いていても、長時間座っていると熱く感じることがあるほどでした。
電気ブランケットよりも発熱温度が高いからか、同じブランケット併用でも電気ブランケット+ブランケットよりも暖かく感じましたよ。
電気ブランケット+ブランケットを併用することで、真冬でも昼間の暖かい時間帯であればエアコンなしでも過ごせるようになりました。
ミニホットカーペットがおすすめな人
- 何かを掛けたりするのは煩わしいけど電気代がかからない暖房が欲しい人
- 足先の冷えが気になる・足先を集中的に温めたい人
- 大きいホットカーペットは要らない人
また電気ブランケット同様、メイン暖房の補助暖房に使いたい人、オフィスの寒さ対策に1人用の暖房が欲しい人にもおすすめですよ。
1人の時の暖房代節約:まとめ
電気代は節約したいけど部屋もある程度は暖かくしておきたい場合
防寒グッズで効果的に体感温度をアップして、メインの暖房器具の設定温度を少しでも低くすることで電気代の節約を検討してみて下さい。
出来る限り1人の時の電気代を節約したい場合
防寒グッズにプラスで消費電力が少ない暖房器具を利用して、メインの暖房器具を使用する時間を減らすことで電気代の節約を検討してみて下さい。
寒いのを我慢して体調を崩してしまっては元も子もないので、無理のない範囲で自分の生活に合いそうな防寒グッズを取り入れて電気代の節約をして下さいね